事業活動に伴う環境負荷の低減

CO2排出量削減への取り組み

当社グループでは、地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減に向け、全グループを挙げて取り組んでいます。大量のエネルギーを消費する製造工程では、生産効率の改善と不良率削減に積極的に取り組み、エネルギーの原単位使用量の低減に努めているほか、省エネにつながる設備の改善や効率的な稼動を推進しています。

そのほかにも、CO2削減を全従業員参加の活動として捉え、排出量の少ない設備への代替、重油からLNG（液化天然ガス）への使用エネルギー切り替えなどを進めるとともに、身近なところでは空調温度の適正管理や照明のLED化、不必要な照明･機器の停止、通勤車両のアイドリングストップ（停車時エンジン停止）などを実施し、省エネ化を進めています。

また、納入業者に対しても、車両の急発進や急加速をしないエコドライブやアイドリングストップの協力を求めています。一方、製品の発送にあたっては、分納回数の削減や混載便の活用などによってCO2削減に取り組んでいます。

さらに、CO2を排出しないEVの普及促進のキーデバイスであるインバータ平滑用フィルムコンデンサの生産拡大がCO2削減にもつながるものと考えています。

廃棄物削減、リサイクルへの取り組み

当社グループでは、循環型社会の構築を目指し、廃棄物の削減とリサイクルの推進を図っています。ゼロエミッションの定義を「廃棄物総排出量の98%以上を再資源化すること」とし2002年度以降、継続して達成しています。