電気の自給自足を目指したい方に
トライブリッド
蓄電システム®
家庭で電気をためられる蓄電システム。
太陽光発電でつくった電気をためることで、夜間や非常時にも自家製の電気が使えます。
「トライブリッド蓄電システム®」は、自宅の電気はもちろん、電気自動車やPHVとも組み合わせられます。
太陽光からうまれた電気を使うことで、電気自動車はソーラーカーとして生まれ変わります。
電気自動車をソーラーカーに。ちょっと未来の蓄電システム。
エレムーブで自家製電気を上手にやりくり。電気は自給自足へ。
太陽光発電でつくった電気で、自宅や電気自動車の電気をほとんどまかなう暮らし方。
自宅と電気自動車の間で電気を移動させる「エレムーブ」によって、家もクルマも電気の自給自足を目指します。
「いつも」も「もしも」も嬉しいトライブリッド蓄電システム
Point 1 「いつも」の街乗りは、 太陽光発電で。
4kWh(増設ユニットで8kWhに拡張可能)の電気をためられるトライブリッド蓄電システム。毎日の通勤やお買い物にクルマを使っている方なら、昼間発電した電気を夜間に電気自動車に電力を移動(エレムーブ) させることで、毎日の電気自動車のエネルギーが自家製電気でまかなえます。
太陽光発電+電気自動車
蓄電システムがなければ発電時に余った電気をためておけないので、通勤に電気自動車を使う方は発電した電気を昼間に充電できません。
トライブリッド蓄電システム
(太陽光発電+電気自動車+蓄電池)
Point 2「もしも」の停電時も、電気を使えるから安心。
停電したときも蓄電システムがあれば、蓄えておいた電気が使えて安心です。さらに、トライブリッド蓄電システムなら電気自動車にためた電気も使うことができるので、長期間の停電でもしばらくの間電気が使えます。蓄電池の電気を使いきっても、太陽光で発電すれば、また蓄電池に電気を蓄えられます。
Point 3あなたの暮らしに「ずっと」寄り添う。
トライブリッド蓄電システム なら、太陽光パネルや蓄電池の増設、さらに後からV2Hスタンドを追加することも可能です。ユーザーの暮らしに合わせてシステムの構成を変えることができます。
Point 4つくった電気を「ムダなく」使える。
電気にはAC(交流)とDC(直流)があり、どちらかに変換するときに、失われてしまう電気(変換ロス)があります。トライブリッド蓄電システムでは、それぞれの機器に電気を移動させる際に電気の変換をほとんど必要としないので、つくった電気をムダなく使うことができます。(※ タイプ1 の場合。)
電気を使い切る暮らし方へ
暮らしに合わせて追加できるトライブリッド蓄電システム。
まだ太陽光発電を始めていない方はもちろん、既に導入されている方も今お使いの太陽光発電システムを活かしてトライブリッド蓄電システムに切り替えることができます。ユーザーそれぞれの暮らしに合わせられるタイプ1(ESS-T1 システム)とタイプ2(ESS-T2 システム)をご用意しています。
これから家を購入される方、または太陽光発電を初めて設置される方
新たに家を購入される方や、太陽光発電を始めようとしている方には、太陽光発電と合わせてトライブリッド蓄電システム(タイプ1)を購入いただけます。
10年間の売電が終了される方、または太陽光パワコンを買い換え希望の方
自宅での太陽光発電歴が長い方には、トライブリッド蓄電システム(タイプ1)がオススメです。10年間の固定価格買取制度が終了される方や、現在お使いの太陽光パワコンの買い換えが必要となった方は、つくった電気を売電する暮らしから、電気をお得に使いきる暮らしに切り替えられます。
太陽光発電歴が短い方
自宅での太陽光発電歴が比較的短い方には、現在お使いの太陽光発電システムと組み合わせられるトライブリッド蓄電システム(タイプ2)がオススメです。つくった電気を家とクルマで上手に使い切る、電気の自給自足が始まります。
毎日のクルマのエネルギーコストは0円に。
ガソリン車と電気自動車のエネルギーコストを比較してみると
さらに、トライブリッド蓄電システムと電気自動車を組み合わせた場合
太陽光売電から自家消費へ選べる2つの運転モード
昼間に太陽光発電した電力を夜間に活用でき、エネルギーの自給自足に貢献。割安な深夜電力を充電して、昼間の電力使用量ピーク時間帯に利用し、効率よく電気料金を節約することも可能です。
経済モード
太陽光で発電した電力の余剰分をすべて売電する、経済性を重視した設定です。太陽光売電効果の高い「押し上げ効果なし」に対応。
グリーンモード
太陽光で発電した電力の余剰分を蓄電システムに充電し夜と朝のピーク時に活用する設定です。売電期間が終了したユーザーにおすすめ。
製品紹介
トライブリッド蓄電システム設置イメージ
トライブリッドパワコン®
3つの電池をまとめて効率よくコントロール。
太陽電池、蓄電池、電気自動車の内蔵電池の3 電池を統合制御。それぞれの充放電動作をDC接続のまま高効率に行えます(タイプ1)。パワコンの周辺機器は後からでも追加増設可能な為、長く使う太陽光発電のベストパートナーです。
通常時は5.9kWの大出力、必要な電気はしっかり使えます(系統連系時)。停電時も3kVAで安心。また、太陽光は、6.6kW / 3入力搭載しており、短時間で充電することが可能です。
サイズがW727×H560×D257mm (取付金具、突起部含まず)、重量42kg(タイプ2は36kg) の壁掛型屋外設置で場所を取らないコンパクト設計。
15年間の無償保証付きですので、長期間安心してお使いいただけます。
※室内リモコンは5年無償保証です。
蓄電池ユニット・増設ユニット
使い方に合わせて増設できます。
お求めやすい電池容量4kWh、ライフステージの変化に合わせて増設し、合計8kWhに拡張可能。
初めて家庭用蓄電システムを設置するご家庭にぴったりの電池容量4kWh。蓄電池を追加すれば合計8kWhとなります。
コンパクトで場所を取らない屋内設置タイプ。納戸や階段下の空いたスペースに設置可能。
10年間の無償保証と初期値50%の容量保証付きですので、長期間安心してお使いいただけます。
V2Hスタンド
電気自動車を大容量蓄電池としても活用できます。
系統電力からだけでなく、太陽光発電や蓄電池から電気自動車への倍速充電が可能。また、通常時、割安な夜間電力を電気自動車に充電し、昼間は電気自動車のバッテリーに蓄えた電力を家庭に給電することで、家計の節約につなげることもできます。停電時には、電気自動車の大容量バッテリーからご家庭に電気の供給も行えるので、災害時のバックアップ電源としても安心です。
太陽光で作った電力や系統からの電力を電気自動車に素早く充電(通常200V充電設備の倍速充電)できるので、電気自動車を毎日お使いいただくご家庭でも、短時間でその日の走行で使った電力分を充電できます。
少しでも駐車スペースを確保したいというニーズに応えた、奥行22センチのスリムな筺体です。また、7.5mの充放電ケーブルを付属しておりますので、電気自動車から少々離れたスペースにも設置できます。
10年間の無償保証付きですので、長期間安心してお使いいただけます。
室内リモコン(トライブリッドパワコン®に付属)
タッチパネルで簡単操作!室内リモコンを標準装備。
5インチカラー液晶タッチパネル方式の室内リモコン付き。太陽光の発電量、蓄電池や電気自動車への充放電量や「エレムーブ」などが一目で確認できるほか、過去の実績やメンテナンス状態もリモコン画面で簡単に見ることができます。
ネットワークに接続すれば、運転データをサーバーで分析し、運転状態をお知らせしたり、メンテナンスを行うなど、常にお客様の蓄電システムの安心を見守ります。(ルーターからインターネットへの接続は、お客様のネットワーク環境を利用します)
ネットワーク経由にて、太陽光発電の出力制御や将来始まるVPP(バーチャルパワープラント) などの外部制御が必要な場合でも、HEMSなしで対応可能。他社のHEMS に接続することも可能です。(詳細は販売店にお問合せください。)
製品仕様
トライブリッドパワコン® ESS-T1 / ESS-T2
室内リモコン ESS-R5
V2H スタンド ESS-V1
蓄電池ユニット・増設ユニット ESS-BS / ESS-BM
- (※1)IS C 8961に基づく効率測定方法による定格負荷効率を示します。
- (※2)機器の入力電力値であり、実際の充電出力を保証している数値ではありません。契約電力や家庭への給電状況および車両の充電率によっても異なります。
- (※3)車両の状況により電力が低下する場合があります。
- (※4)受信障害となる場合がありますので、ラジオ、テレビ、アマチュア無線等の電波を利用する機器とは3m以上離して設置してください。
- (※5)岩礁隣接地域、重塩害地域、離島では使用できません。温泉等の腐食性ガスのある環境では機器の動作に影響を及ぼす可能性があります。事前にご確認ください。
- (※6)動作中は、V2Hスタンド内蔵ファンの動作音が発生します。壁との距離等、設置環境により、音の聞こえ方が異なることがあります。本体の内部温度が高くなると、本体の排気ファンが高速になり、作動音が大きくなることがあります。
- (※7)JISC1509-1で規定するA特性サウンドレベルを示します。製品正面中央から1m、高さ1mの距離での測定値です。
- (※8)JIS C 8961に基づく効率測定方法による定格負荷効率を示します。
- ※蓄電池は経年劣化により容量が徐々に減少します。この劣化スピードは充放電の頻度・使用環境(温度等)により異なります。
オプション
ESS - T1M1、ESS - T1M1V、ESS - T1MS、ESS - T1MSV、ESS - T1S1、ESS - T1S1V、
ESS - T1SS、ESS - T1SSV、ESS - T2M1、ESS - T2S1、ESS - T2S1V、ESS-T2SS、ESS-T2MSは、
環境共創イニシアチブ(SII)の蓄電システム補助事業対象製品に登録されています。
https://sii.or.jp/zeh/battery/search
パワーコンディショナと蓄電池ユニットの使用上のご注意
●購入時に補助金の交付を受けた方は設置時から一定期間の使用が義務付けられる場合があり、その間は本製品を適正にご使用していただく必要があります。期間内に修理が必要になった場合は、お買い上げの販売会社にご連絡ください。●蓄電池からの放電中の動作について 電力会社との取り決め により、放電中に微量電力を買電しています。蓄電池に貯めた電力は太陽光発電システムと異なり、送電線へ電力を逆流させない決まりとなっています。このため、本製品ではご家庭のご使用電力より約30W 少なく放電することにより、取り決めを担保しています。●蓄電池のメンテナンスモードについて蓄電システムの性能維持のために、年1回(6月)自動でメンテナンスモードを実行します。メンテナンスモードとは、蓄電池を自動的に点検するモードです。 ご家庭の消費電力量が少ない場合は、一日でメンテナンスモードが終了しないことがあります。メンテナンスモードは蓄電池の性能を維持するために必要な機能です。また、メンテナンスモード時には100W以上消費する家電製品を接続して動作させてください。 ●装置の近くでテレビやラジオなどを使用する場合は、テレビの画面が乱れたり、ラジオに雑音が入ることがあります。3m以上離してご使用ください。受信している電波の弱い場所では電波障害を受ける可能性があります。●非常時兼用コンセントには、途中で電源が切れると困る家電製品は接続しないでください。夜間や曇りなどで発電電力または蓄電池の電力が不足すると装置は停止し、家電製品の電源が切れます。大切なデータの入ったパソコン等、途中で電源が切れると困る電気製品は接続しないでください。●非常時兼用コンセントにはAC100V で連系時最大30A(3000W)未満の機器を接続してください。大型のエアコンやIH 機器、エコキュートなどの200V 機器は接続できません。また一度に多くの機器をご使用になると保護のために出力が頻繁に停止し、機器の故障の原因となることがあります。ポンプやモーターなど起動時に大きな電力を必要とするものは使用しないでください。全負荷対応分電盤(特定負荷分電盤では、非常時兼用コンセント)をご使用の場合、センサー機能や調光機能がある照明は、停電時にちらつく場合や、動作しない場合があります。●燃料電池を併設する場合は、設置・接続方法などを販売店へお問い合わせください。●併設する太陽光システムに制約がある場合(メーカー、型番、容量)があります。●近隣にアマチュア無線局がある場合、電波受信に影響を与える可能性がありますので、事前に販売店にご相談ください。●動作温度範囲外では運転を停止します。
V2Hスタンドの使用上のご注意
●吸気口や排気口を塞がないでください。内部の温度が上昇し危険です。●ブレーカーが落ちた場合は、原因を取り除いてから電源を入れ直してください。●災害によって停電した場合は、安全を確認してから本機を稼動させてください。●可燃ガスや引火物を製品の近くで使用しないでください。発煙発火の原因になることがあります。●濡れた手でコネクタに触れたり、抜き挿しすることはしないでください。感電の危険性があります。●コネクタがロック中は、コネクタをこじるなどして無理に抜かないでください。高電圧の印加されている箇所があり危険です。●本体、コネクタ、充放電ケーブル等は絶対に修理・分解・改造をしないでください。高電圧の印加されている箇所があり危険です。●充放電ケーブルを車で踏んだり、足を引っ掛けるなどして強い力が加わると、本体、コネクタおよび充放電ケーブルが破損する可能性があります。●本体に強い衝撃を与えたり、本体の上に乗ったり、物を置いたり、ひきずったりしないでください。本体の故障につながる可能性があります。●コネクタや充放電ケーブルに損傷、腐食、サビがある場合、または充放電の接続にガタや緩みがある場合は、充放電を行わないでください。漏電、感電、ショート、火災の原因になります。●雷が鳴り出したら、車両や本体に触れないでください。落雷による感電の恐れがあります。●万一、異音や異臭がしたり、エラーが表示された場合は、速やかに使用を中止し、お客様相談窓口にご相談ください。●停電時の自立運転時にはV2H スタンドから給電される場合において、V2H スタンドの給電能力を超えると停電が発生します。そのため、録画機器やパソコンなど、途中で電源が切れては困る電気製品の使用においてはご注意ください。瞬時停電で影響の出る家電製品は、バックアップ電源(UPS)などの利用をお奨めします。●接続車両については、弊社ホーム ページをご確認ください。●車種の違いにより起動方法が異なる場合がありますので、車両の取扱説明書をご確認ください。●停電時の自立運転起動にはDC12V 電源ケーブルの接続が必要な車両があります。取扱説明書をご参照ください。
安全に関するご注意
● ご使用の前に、「取扱説明書」をよくお読みください。ご不明な点は予めお買い上げの販売店または工事会社にご相談のうえ、正しくご使用ください。●人命に直接かかわる医療機器などへの接続は絶対にしないでください。●植込み型心臓ペースメーカー及び植込み型除細動器(ICD)を使用している方は、充電中、給電中の機器本体部からの電磁波がペースメーカー、ICD の作動に一時的な影響を与える場合がありますので使用しないでください。・充電中、給電中の本製品に近づかないでください。なお、不用意に近づいた場合には、立ち止まらずに速やかに離れてください。・機器本体部及び充放電コネクタに密着するような姿勢はとらないでください。・本製品を操作する必要がある場合は、他の方にお願いしてください。詳細は一般社団法人 日本不整脈デバイス工業会のホームページをご確認ください。●本機を本来の充放電以外の用途に使用することは危険ですので行わないでください。
ニチコンは、蓄電技術のリーディングカンパニー。
ニチコンは、家庭用蓄電システムの累計生産台数8万台以上で、実績世界No.1(※)。また、電気自動車(EV)と家庭をつなぐV2H(Vehicle to Home)システムを世界で初めて実用化しました。蓄電技術のリーディングカンパニーとして、ニチコンは地球や家族の未来まで考えて蓄電システムを提案しています。
※2020年12月現在、ニチコン調べ
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